JR東日本、スマホアプリで運行情報のプッシュ通知サービス開始

2013/06/12 06:55


JR 東日本列車運行情報プッシュ通知東日本旅客鉄道(JR東日本)は2013年6月11日に、同年6月17日13時からスマートフォン向けに、同社管轄内の在来線・新幹線の運行情報を利用客のライフスタイルに合わせる形で、折良く伝えていく「JR 東日本列車運行情報プッシュ通知」サービスを提供アプリによって開始すると発表した。サービス利用料は無料(通信にかかる費用は利用客負担)。iOS5・Android OS 2.3以上対応(【発表リリース(PDF):スマートフォン・アプリでの運行情報プッシュ通知サービスが始まります】)。




↑ 「JR 東日本 列車運行情報」アプリ画面。運行情報をプッシュ通知で知らせたり(左)、最新の運行情報を表示する(右)

JR東日本では2012年10月にに「グループ経営構想V(ファイブ)-限りなき前進-」を策定。その中で、輸送障害時における情報提供の強化によって輸送品質とサービス品質向上に取り組むことを施政方針の一つとして挙げている。その一環として今回スマートフォン向けに、「JR 東日本列車運行情報プッシュ通知」サービスを専用アプリ提供のスタイルで開始することとなった。

これは在来線及び新幹線の運行情報をプッシュ通知(該当する状況が発生次第、逐次連絡を行う)で知らせるというもの。路線、曜日、時間などを利用者の需要に合わせて設定することができる。受信したい路線を10路線まで、そして曜日・時間帯(午前4時台から翌日午前1時以降まで)を選択可能。

またプッシュ通知とは別に、最新の運行情報を一覧で確認できる機能も実装。普段よく利用する路線を「My 路線」として設定することで、必要な情報をより早く簡単に確認することができる。運行情報は毎日午前4時から翌日午前2時まで表示される。

サービスの開始、そしてアプリの提供開始は6月17日13時を予定しているが、iPhone版は遅れる場合がある。アプリ提供場所はiPhoneの場合はApp Storeから、AndroidはGoogle Playから「JR東日本 列車運行情報」で検索すること。

同社ではパソコン向け公式サイトで「【列車運行情報サービス】」を提供しているが、今アプリの「運行情報」はそれのスマートフォン版とほぼ同じと考えてよさそうだ。一方「プッシュ通知」による運行情報の提供は、自分に影響がありそうな路線に限定した情報をほぼリアルタイムで教えてくれることになるため、便宜性に優れている。通勤・通学で定期的に同社内路線を使っている人には、頼りになるアプリに違いない。



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