生じゃがいもをそのまま使った「本物の」ノンフライポテトチップス「ポテのん」2種、コンビニで先行発売

2013/07/17 15:45


ポテのんフレンテの事業会社湖池屋は2013年7月6日、日清食品グループと共同で開発した新製品「ポテのん リッチコンソメ」「ポテのん トマトサラダ味」を同年7月29日から関東甲信越・静岡県のコンビニで先行発売すると発表した。価格はオープン価格。内容量は25グラム。熱量105Kcal。以降、9月2日には静岡以東の全チャネルで、10月7日には中京以西の全チャネルでも発売する。独自製法を用い、低カロリー・ノンフライのポテトチップスとして仕上がっているのが特徴(【発表リリース:生じゃがいもを使用した“本物の”ノンフライ ポテトチップス 】)。




↑ 「ポテのん トマトサラダ味」(左)と「ポテのん リッチコンソメ」(右)

昨今では健康志向の高まりから熱量を抑えられる「ノンフライ食品」の需要が高まりつつある。ところがスナック業界では、生のじゃがいものノンフライ製造には「風味が無くなる」「焦げが発生する」などの技術的課題があり、これまでは「じゃがいもを粉にした乾燥ポテトをポテトチップス風に固める製法」が用いられていた。

今回登場する2商品は、フレンテが資本業務提携を結んだ日清食品ホールディングスとの間で設立された専用プロジェクトチームにより開発されたもの。湖池屋の製造ノウハウと日清食品のノンフライ技術の組み合わせにより、従来は不可能だった「生のじゃがいもを使った、低カロリーなノンフライのポテトチップス」の開発に成功した。この技術は「生じゃがこんがり製法」と命名され、ノンフライ麺「日清ラ王」などに用いられている乾燥技術などを応用したもので、現在日清食品ホールディングスが特許出願中である。

この製法により、生じゃがいもをそのまま使った「本物の」ノンフライポテトチップスとして仕上がっているため、今商品は生じゃがいもの風味がそのまま残り、軽くてカリッとした食感が味わえる。またこれに合わせ新しい容器をデザインし、斬新さをアピールすることとなった。

新製法による「生じゃがそのまま使用」のノンフライ・ポテトチップスがどのような食感を見せてくれるのか。ポテチ好きな人はもちろんだが、おやつのカロリーが気になる人の多くの注目を集めることになるだろう。



スポンサードリンク



▲ページの先頭に戻る    « 前記事|次記事 »

(C)2005-2024 ガベージニュース/JGNN|お問い合わせ|サイトマップ|プライバシーポリシー