「ヤクルト」「ヤクルトカロリーハーフ」がリニューアルして値上げへ

2013/09/11 14:45


Newヤクルトヤクルトは2013年9月10日、同社の基幹商品である乳製品乳酸菌飲料「ヤクルト」と「ヤクルトカロリーハーフ」について、含まれている「乳酸菌 シロタ株」の菌数を増やし「Newヤクルト」「Newヤクルトカロリーハーフ」とし、同年11月4日から発売すると発表した。価格は「Newヤクルト」が1本当たり40円・5本パックが200円、10本パックが398円、「Newヤクルトカロリーハーフ」が5本パックで200円(いずれも税込)。現在発売中の商品と比べて1本あたり5円の値上げとなる(【発表リリース:「Newヤクルト」「Newヤクルトカロリーハーフ」を発売】)。




↑ 「Newヤクルト」(上)と「Newヤクルトカロリーハーフ」(下)

今回発売される「Newヤクルト」は、1本あたりに含まれる「乳酸菌 シロタ株」の菌数を現行の150億個から200億個に増やし、「ヤクルト」の商品価値をさらに向上させたもの。「Newヤクルト」は特定保健用食品で、生きたまま腸内に到達する「乳酸菌 シロタ株」の働きで、良い菌を増やし悪い菌を減らし、腸内の環境を改善、お腹の調子を整える働きが認められている。また「ヤクルト」と比べると熱量を50%カットして甘さをひかえめにした「ヤクルトカロリーハーフ」についても、「Newヤクルト」と同様の菌数アップを行い、「Newヤクルトカロリーハーフ」として発売する。販売ルートはこれまで通りコンビニやスーパーなどの店頭販売、自動販売機経由、ヤクルトレディーによる訪問販売(「Newヤクルト」のみ)となる。

菌数のアップによるブランド力の強化は図られているが、今回は同時に価格の引き上げも行われる。1本あたりの単価が現行の35円から40円と、約14%の値上げとなる。原材料の価格上昇が要因だと思われるが、リリース上では説明は無い。ヤクルトシリーズは常飲している人も多いだけに、地味に懐に痛い価格改定になりそうではある。

かくいう当方も、実はヤクルト愛飲者。1日1本だとして1か月30本、150円分の値上げという計算になる。日ごろお世話になっていることもあり、これ位なら……と思うのだが、読者諸氏はいかがだろうか。



スポンサードリンク



▲ページの先頭に戻る    « 前記事|次記事 »

(C)2005-2024 ガベージニュース/JGNN|お問い合わせ|サイトマップ|プライバシーポリシー