黒光りするあの中華まんが復活「復刻イカスミまん」井村屋から発売
2013/09/20 15:30


↑ 復刻イカスミまん
今回登場するのは1994年から発売されていた(現在では販売終了)、イカスミパウダーを使用した「イカスミまん」の復刻版。発売当時はオーソドックスなタイプの中華まんが多数を占める中で、真っ黒なビジュアルのインパクトに、大きな反響を呼んだ。【井村屋の会社沿革にも「平成6年 イカスミまん発売」】との記述があり、さらに商品写真まで掲載されていることから、反響の大きさは確かなものだったようだ。

↑ 会社沿革にも「イカスミまん」(当時)の写真掲載が確認できる
今回登場する復刻版では、生地にはオリジナルと同じイカスミパウダーを使用することで、見た目の印象深さをそのまま再現。さらに具材には生地の黒とのコントラストをはっきりさせるため、旨味の強いイタリア産のトマトペーストを使用。チーズにはトマトソースとの相性が良いパルメザンチーズを使い、その上、イカスミとのマッチングが期待できる魚介の旨味として「あさりパウダー」を加えている。
同社では今回の「復刻イカスミまん」について、昨今では大手菓子メーカーなどから復刻商品が展開されているが、発売当時の世代だけでなく、若年層にも受け入れられる傾向があるとし、今回バラエティ商品の一つとして「イカスミまん」を展開することになったと解説している。
このタイプの商品は、他の一般販売されている中華まんと並べてケースに収められることで、あるいは複数個が一度にずらりと並ぶことで、さらに大きなインパクトをもたらすことになる。発売日以降、店舗の専用ケースで黒さが光る違和感を放つ中華まんの存在に、目が留まることは必至だろう。
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