「もじバケる」がグッドデザイン賞を受賞、Gマーク付新版も発売
2013/10/03 09:45


↑ 「超変換!!もじバケる」シリーズ
「超変換!!もじバケる」とは、バンダイが2010年5月から発売している食玩シリーズで、「一文字の漢字」を組み替え、その漢字を立体的な動物に「超変換」していくことができるおもちゃ(もちろん出来上がった漢字を動物に戻すこともできる)。漢字から動物への組み替えという想像しがたい変化が手のひらで楽しめる発想の面白さに加え、遊びながら漢字を学べる知育要素が注目を集め、2012年4月末までに累計販売数は650万個、2013年6月末までには1400万個を超えている。またそのコンセプトの意外性やデザイン的な観点で高評価を集めており、2011年にはバンダイ商品・玩具菓子としては初となる、ニューヨーク近代美術館の永久収蔵品(MoMA Collection)として認定されている。
今回同シリーズが受賞した「グッドデザイン賞」はデザインを通じて日本の産業や生活文化を向上させる運動として半世紀以上に渡って展開されている、由緒ある評価・推奨制度で、受賞した対象にはその証として「Gマーク」のシンボルをつけることが許諾される。今回は商品そのものの名前のセンスの良さと親近感、漢字が動物になるという意外性のある発想を、素朴な材料でカラフルかつグラフィカルに表している点などが評価され、受賞の対象となった。
この「グッドデザイン賞」受賞を受け、2013年12月9日からは「超変換!!もじバケる特選」がスーパーやコンビニなどで発売される。用意されている種類は「リュウバケる弐」「オオカミバケる弐」「サメバケる弐」「シシバケる」「ホウオウバケる」「キリンバケる」の6種類。パッケージで中身の種類は選べるがそれぞれ色が3種類用意されていて、どの色が出るかは開けてみるまでのお楽しみとなる。もちろんパッケージには「グッドデザイン賞」の「Gマーク」が描かれている。

↑ 超変換!!もじバケる特選
「グッドデザイン賞」受賞でますます箔がついた「超変換!!もじバケる」シリーズ。元々奇抜さと面白さから受ける要素は多分にあったものの、商品名通り大いに「化けた」という感はある。これからさらに多くの人に驚きと楽しみをもって受け入れられ、「超変換」が繰り返されていくのだろう。
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