「艦これ」ミクロマンアーツも…タカラトミーアーツ、フィギュアなど大人向けホビー市場に参入

2014/01/24 16:40


ミクロマンアーツ…艦これくしょん-艦これ- 正規空母 赤城タカラトミーアーツは2014年1月24日、フィギュアや大人向けの玩具をはじめとしたホビー市場に本格参入すると発表した。約5年の休止期間を経ての再参入となる。ホビー専門の新ブランドを立ち上げ、「ミクロマンアーツ」「SRDX Plus」などのシリーズ名で2014年春以降商品展開を開始する(【発表リリース:タカラトミーアーツ、ホビー市場へ本格参入!「ミクロマンアーツ」「SRDX Plus」などのシリーズを立ち上げ様々なキャラクターで展開】)。



↑ ミクロマンアーツ…艦これくしょん-艦これ- 正規空母 赤城(価格未定、今春発売予定、全高約10センチ)(写真は原型。実商品は彩色済み)
↑ ミクロマンアーツ…艦これくしょん-艦これ- 正規空母 赤城(価格未定、今春発売予定、全高約10センチ)(写真は原型。実商品は彩色済み)

↑ ミクロマンアーツ…艦これくしょん-艦これ- 正規空母 加賀(価格未定、今春発売予定、全高約10センチ)(写真は原型。実商品は彩色済み)
↑ ミクロマンアーツ…艦これくしょん-艦これ- 正規空母 加賀(価格未定、今春発売予定、全高約10センチ)(写真は原型。実商品は彩色済み)

タカラトミーアーツは元々ユージンという社名で1988年に設立された会社で、2008年にタカラトミーが完全子会社化を果たし、その後2009年1月にタカラトミーの他の子会社と合併した際に今の名前に改称している。それと前後して休止されていた同社のフィギュアシリーズ「SRDX」(【SRDXの一覧ページ(ユージン)】)や可動フィギュアブランド「ミクロマン」シリーズが、今回それぞれ「SRDX Plus」「ミクロマンアーツ」として立ち上がることになる。

「ミクロマンアーツ」は今年で40周年を迎える可動フィギュアの祖「ミクロマン」シリーズに連なるもの。同社のフィギュア製作経験でつちかわれた「アーツらしさ」と「ミクロマン」の魅力を融合させ、今件「ミクロマンアーツ」が可動フィギュアシリーズとして誕生した。

説明によると「最大のポイントは女性ボディへのこだわり」「女性らしいフォルムの再現を追求した結果、軟質素材を使ったシームレスな関節を完成」「美しいボディラインとミクロマンならではの可動域の両立を実現」とある。実際、今回公開された同シリーズのフィギュアはすべて女性をモデルとしており(「艦これ」から「赤城」「加賀」、「project 575」から「正岡小豆」「小林抹茶」、「ラブライブ!」から「南ことり」「東篠希」「小泉花陽」)、今シリーズは女性キャラクタを再現していくものになるようだ。

↑ ミクロマンアーツ…project 575から「正岡小豆」(上)と「小林抹茶」(下)(価格未定、今春発売予定、全高約10センチ)
↑ ミクロマンアーツ…project 575から「正岡小豆」(上)と「小林抹茶」(下)(価格未定、今春発売予定、全高約10センチ)

↑ ミクロマンアーツ…ラブライブ! から「南ことり」「東篠希」「小泉花陽」(左から順に)(価格未定、今春から今秋発売予定、全高約10センチ)
↑ ミクロマンアーツ…ラブライブ! から「南ことり」「東篠希」「小泉花陽」(左から順に)(価格未定、今春から今秋発売予定、全高約10センチ)

他方「SRDX Plus」は「SRDX」のスケール・質の双方におけるパワーアップでの再始動による展開。ディテールや質感をより忠実に再現していくとのこと。現在「グリザイアの果実」から「周防天音」が発売予定となっている。

↑ SRDX Plus…グリザイアの果実から周防天音(価格未定、発売日未定、1/7スケール・全高約26センチ、原型製作:佐藤好人(FIELD))
↑ SRDX Plus…グリザイアの果実から周防天音(価格未定、発売日未定、1/7スケール・全高約26センチ、原型製作:佐藤好人(FIELD))

また今回の発表ではゲーム作品中のメカを題材としたフィギュア「シューティングゲームヒストリカ」「ビデオゲームロボティクス」シリーズも新展開が決定している。こちらは説明によれば、カプセル玩具で積まれた経験を広げ、ホビー専用のアイテムとして展開していくとのこと(現時点では「ビデオゲームロボティクスHD ウルフファング空牙2001 装甲機兵完全版」の発売が決定している)。

「艦これ」とタカラトミーアーツとの共同開発企画そのものは以前から伝えられていたが、今回この企画が単純なコラボ商品の発売に留まらず、タカラトミーアーツ自身のフィギュアや大人向け高品質玩具の再稼働に合わせてのものという、ちょっとしたサプライズの展開と相成った。昨今ではフィギュア市場も小さからぬものとなり、ゲームやアニメを題材としたフィギュアの発売も次々と行われている。特に可動タイプのものはそのギミックの巧みさもあわせ、保有者の創意工夫による情景の演出と、それを用いた写真や映像作品がソーシャルメディア上に展開され、それが商品そのものの知名度を押し上げるという現象もしばしば見受けられるようになった。

今回発表された「SRDX Plus」「ミクロマンアーツ」の出来栄えがいかなるものになるのか、ファンの要望をどこまで満たしてくれるのか。まずはその腕前をとくと見届けたいものである。


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