人気に応えて再刊行・デアゴスティーニのロボットキット「ロビ」、再刊行版創刊へ

2014/01/29 07:00


週刊「ロビ」(再刊行版)デアゴスティーニ・ジャパンは2014年1月28日、毎号付属のパーツを組み立てていくことで、動きや会話を楽しめるロボット「ロビ」が完成するマガジンシリーズの週刊「ロビ」(再刊行版・全70号)を、同年2月25日から全国書店・同社ウェブサイトで発売すると発表した。価格は創刊号が790円(税込)、2号以降は1895円(税別)。2013年2月19日創刊の週刊「ロビ」の再刊行版となる(【公式ページ:ロビ 再刊行版】)。




↑ 「ロビ」の公式プロモーション映像。【直接リンクはこちら:家族が体験するRobi 】

↑ 週刊「ロビ」(再刊行版)表紙
↑ 週刊「ロビ」(再刊行版)表紙

「ロビ」とは、東京大学先端科学技術センター人間支援工学分野との共同開発により、自然なコミュニケーションを可能にしたロボット。単調になりがちな音声認識による会話などを、独自のコミュニケーションシナリオを用いることで人間らしい自然な会話を実現している。さらに自然らしさを演出するため、声は合成音声ではなく声優を起用。より感情を伴った会話を楽しめる(ロビの声は大谷育江嬢が担当)。完成時におけるスペックは、身長34センチ・横幅16センチ・奥行12センチ・体重1キロ。

「ロビ」は2013年2月19日発売号を創刊号とし、週刊スタイルの形で展開を開始したが、創刊号は10万部以上のヒットを記録した。現在も同シリーズは刊行を継続中で、今年6月24日発売予定号の70号で完成する予定となっている。今回の「週刊「ロビ」(再刊行版)」はその人気を受けて、同シリーズを再び創刊号から刊行し直し、話題となった「ロビ」の魅力にほれ込んだもののシリーズに追いつけず製作を断念していた人に、再びアプローチの機会を提供するというものとなる(もちろん初回刊行シリーズは並行する形で随時新刊が継続販売される)。

再刊行版のマークなどパッケージや内容物も初回刊行分と原則的に変わらず。違いといえば、初回刊行版と今回の再刊行版の区別がつくよう、商品名ロゴなどに「再刊行版」の文字が加わる程度。

また初回刊行版が6月に完成することを受け、デアゴスティーニでは「ロビと暮らす元年」記念として、さまざまなグッズの開発やキャンペーンの展開を実施する。「ロビ」をイラスト化したり、そのイラストを用いた三井住友カードとのコラボによる「Robi VISAカード」の発行、オリジナル絵本「ロビのおるすばん」の発売などが挙げられる。

↑ ロビの公式イラスト化
↑ ロビの公式イラスト化

デアゴスティーニの商品群では過去に展開したシリーズをそのまま、あるいはリニューアルや増強の上で再発売することが良くある。しかし今回のように、現在進行中のシリーズに対し、そのシリーズが終わらないうちに再刊行版が登場するのは珍しい話。初回刊行版の創刊号が10万部を超えるセールスを見せ、大きな評判を得たのが今回の異例なまでの早期再刊行の理由だろう。

現在進行中の初回刊行版に乗り遅れた人は、是非この機会に挑戦して欲しいものだ。


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