コンビニ高級食パンバトルに新規参入・「こだわりの贅沢食パン」サークルKサンクスなどで発売
2014/02/12 07:30


↑ こだわりの贅沢食パン
「プライムワン」とはユニーグループで展開しているプライベートブランド。同じく同社の「スタイルワン」よりも品質にワンランク上のこだわりを見せ、産地や素材の点でグレードの高い商品の開発・提供を目指している。今回の「こだわりの贅沢」は、その「プライムワン」内での1シリーズということになる。
「こだわりの贅沢」第1弾として発売される「こだわりの贅沢食パン」は、女性や単身世帯、シニア層がメインターゲット。女性従業員で構成された「スタイルワン研究所」の意見で「食べやすい小ぶりなサイズの食パンが欲しい」との声が多数挙げられたことを受け、試作品を開発。店舗でのテスト販売を経て、90%の「この食パンを買いたい」との評価を得ることができるまでの商品に仕上げることができた。
今商品は「焼かずにそのままで食べても美味しい食パン」を実現。一般的な食パンの5枚から6枚切りの厚みを持ちながら、女性や子供・シニア層に合わせた食べやすい小ぶりサイズ。味わいとしては北海道産のバターと生クリームを用い、卵と糖類を従来よりも多く使うことで、コクと甘みを演出している。パッケージにはふんだんに金色を用い、シンプルながらも高級感ただようビジュアルを演出しており、美味しさをかもしている。
コンビニにおけるプライベートブランドの高級食パンとしては、先にセブン-イレブンが「金の食パン」を展開して大成功を収めており、これに続く形でローソンやファミリーマートも高級ランクの食パンの発売を開始。他にもコンビニ各社でワンランク上のプライベートブランドでの食品の発売、ラインアップの充実が図られている。
コンビニの日常生活への浸透と共に利用客層(特に女性、シニア層)の広域化、日用品、中でも食品における「ちょっとした贅沢」への需要拡大が生じており、コンビニ各社ではこぞってプライベートブランドで通常よりワンランク上の食品を開発、発売するようになった。今回のユニーグループの「こだわりの贅沢」のスタートと「食パン」発売は、まさにその流れに沿ったものといえる。
今件「食パン」がどこまで需要に応えることができるのか。さらには集客アイテムとなりうるのか。味わいそのものと共に、注意深く見守りたいところだ。
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