3DS用「モンスターハンター4」出荷本数300万本突破

2013/10/15 18:50


カプコンは2013年10月15日、同社が同年9月14日付で発売した、任天堂の携帯ゲーム機「ニンテンドー3DS」用のアクションハンティングゲーム『モンスターハンター4』に関して、同日付でパッケージ版・ダウンロードカード、Nintnedo eShopでのダウンロード版の実績すべてを含めて日本国内で300万本の出荷を果たしたことを発表した。発売開始からほぼ一か月での達成となる(【発表リリース:カプコンの『モンスターハンター4』が早くも300万本を突破!- サードパーティーのニンテンドー3DSタイトルとして、国内最高の出荷本数を大幅に更新! -】)。




↑ 3DS用『モンスターハンター4』プロモーション映像(公式)。【直接リンクはこちら】

「モンスターハンター」シリーズは2004年にプレイステーション2用で発売されたタイトルが第一作となった、モンスターハンティングがメインのアクションゲーム。「個人プレイも可能だが、友人と協力して強大なモンスターに挑む方が何倍も楽しめる」という提案型の通信協力プレイが新たなコミュニケーション要素を持つゲームとして注目を集め、大いに人気を博すこととなった。そして多数の機種で移植が成され、続編も次々に登場し、さらなるファンの領域を広げている。

来年で発売から10周年を迎えるが、シリーズ累計販売本数は2600万本(2013年10月15日時点)を数え、カプコンにおいては今や大黒柱的な大ヒットセラーシリーズとなっている。また、とりわけ携帯ゲーム機向けのタイトルにおいては、その機種自身を普及させるけん引役としての立場すら有すると言われている。

今回出荷300万本を果たした『モンスターハンター4』は、「モンスターハンター」の世界観はそのまま維持し、ニンテンドー3DS向けに展開された最新作。シリーズ初となる高低差を活かした立体的なアクション、インターネット通信によるマルチプレイへの対応など、多種多様な新要素を盛り込んでいる。また、長野県渋温泉との連携による地域振興のほか、飲食物やアパレルなど、他業種との積極的な共同企画を展開し、発売からわずか1か月で300万本の偉業を成し遂げることとなった。

モンスターハンター4・イメージカットカプコン側では今件タイトルにつき、今後も更なるユーザー層の拡大を目指すため、「モンスターハンターフェスタ'13」を全国5都市で実施するだけでなく、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンとのコラボレーションイベント「モンスターハンター・ザ・リアル2014」を2014年春から開催するのをはじめ、多彩な施策を実施し、「モンスターハンター」シリーズ全体のブランド価値を一層高めていくとしている。

直近のゲームソフトランキングでは(【新作群を押しのけ『モンハン4』トップ3週連続達成…ゲームソフトランキング更新】)、セールスで4週連続トップを達成、累計販売本数も240万本を数えている。同記事では「勢いがこのまま続けば出荷、そしてセールスの上で300万本超えも十分期待できる」とコメントしたが、出荷については早くも達成することとなった。今後出荷本数の伸びはある程度大人しくなるだろうが、どこまで記録は伸びるのか、さらには今回の『モンハン4』の快進撃で、ニンテンドー3DSの販売台数がどれほど伸びたかも気になるところだ。


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