ローソンから豪ビーフ100%のハンバーガー「肉厚ビーフハンバーグサンド」店舗限定で登場

2013/10/21 13:00


肉厚ビーフハンバーグサンドローソンは2013年10月21日、全国の同社店舗内のうち店内調理サービス「まちかど厨房」導入店舗(2013年8月末時点で1483店)において同年10月22日から、MLA豪州食肉家畜生産者事業団の協力のもとに、店内調理のオーストラリア産ビーフ100%なハンバーガー「肉厚ビーフハンバーグサンド」を発売すると発表した。価格は350円(税込)。東北・九州地方は11月5日からの販売(【発表リリース:「肉厚ビーフハンバーグサンド」発売】)。



↑ 肉厚ビーフハンバーグサンド
↑ 肉厚ビーフハンバーグサンド

今回発売されるハンバーガーは、ローソンの一部店舗で導入されている店内調理厨房「まちかど厨房」で調理・発売される商品。オーストラリア産ビーフの中でも月齢の若い牛の赤身肉を用い、特別な成型機の導入や加工の行程を減らすなどの工夫をして肉に優しい製法を採りいれることで、20ミリの厚みと柔らかな食感を併せ持つ、肉汁豊富なハンバーグがメインの具となる。

これに中嶋農法(中嶋常允氏創設による土壌作りと生成コントロール技術から成る新しい農法。【参考:「中嶋農法とは」(エーザイ生科研)】)で栽培されたレタスとトマトソースを合わせ、ゴマ付きのバンズではさんでいる。これらの材料の組み合わせにより、「肉厚ビーフハンバーグサンド」は肉の旨味をがっつりと味わえるボリュームと、ヘルシー志向の双方を併せ持つ一品に仕上がっている(中嶋農法のレタス使用は関東地区1都6県からスタートし、順次拡大予定)。また商品名に「ハンバーガー」では無く「ハンバーグサンド」と名付けたあたり、具材のハンバーグの質の高さに相当自身があるようすがうかがえる。

今商品は「まちかど厨房」のあるローソンでのみの展開となるが、今回の商品展開を機会に厨房そのものの導入も加速化し、2014年度末で全国5000店舗にまで拡大していくことを明らかにしている。

昨今では主要コンビニで多種多様な惣菜をフライヤー調理により提供することで、来客動機を積み増しすることにより、客層の拡大と来場客の増加を模索する動きを示している。さらに厨房を本格化することで、料理のバリエーションを増やす動きもあるが、昨今では【ミニストップ、店内炊き上げご飯でつくった「手づくりおにぎり」全店舗で導入完了】で紹介したように、ミニストップがこの分野では先行している。

今回ローソンによる「肉厚ビーフハンバーグサンドの味わいも気になるが、それと同時に「まちかど厨房」の展開加速化宣言による本腰の入れ具合とその進展ぶりにも注目したいところだ。



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