【更新】東京の路面電車に未来派・実用的車両8800形登場
2009/03/24 04:30


8800形全景と内部の様子
8800形は「荒川線の未来を開く、先進性と快適性」をコンセプトに作られた3つのデザインの中から、一般投票の結果を元に決定したもの。スペックは次の通り。
・形式
8800形
・デザイン
丸みのあるスタイルで優しさと親しみやすさをイメージしたデザイン
・仕様
定員61名(内座席20名)、車体寸法:長さ13m×幅2.2m×高さ3.8m
・環境対策
従来の車両に比べて約2割の省エネを実現
・バリアフリー化
車いすスペースやスタンションポール(縦手すり)を設置
・車内表示
カラー液晶式の次駅案内表示装置を設置(15インチ×2画面)
8800形
・デザイン
丸みのあるスタイルで優しさと親しみやすさをイメージしたデザイン
・仕様
定員61名(内座席20名)、車体寸法:長さ13m×幅2.2m×高さ3.8m
・環境対策
従来の車両に比べて約2割の省エネを実現
・バリアフリー化
車いすスペースやスタンションポール(縦手すり)を設置
・車内表示
カラー液晶式の次駅案内表示装置を設置(15インチ×2画面)
先に【東京都唯一の路面電車路線に新型レトロ車両登場】で紹介した9000形(現在では9001号車と9002号車の2両体制)がレトロ調でイベント車両的な位置づけが強いのに対し、8800形は現代的なビジュアルを基本としており、通常運用に多用されるものと思われる。また、これまでのLED方式に代わり最近流行のカラー液晶を使った次駅案内表示装置が導入されるなど、需要にマッチした設備も取り入れられている。
現在都営荒川線では9000形と7000形、7500形、8500形が運用されている。今回新型の「常用車両」である8800形が導入されることにより、8500形と対で常用・9000形がイベント時という運用スタイルとなり、旧式の7000形や7500形は逐次廃車となっていくのだろう。
また、スタイリッシュで愛らしいそのデザインは、『Bトレインショーティー』をはじめとした各種食玩・鉄道模型の題材としても使われるに違いない。
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