かわいい顔して容赦なし! 小林源文氏原作「Cat Shit One」フルCGアニメ制作中

2009/03/28 14:00


「Cat Shit One」イメージ『METAL GEAR SOLID4 GUNS OF THE PATRIOTS』や『侍道3 WAY OF THE SAMURAI 3』など数々のゲームなどにおける3D CGムービーを手がける【アニマ】が、戦場劇画漫画では第一人者の小林源文氏の作品『Cat Shit One(キャットシットワン)』をフル3D CGアニメ化として制作中であることが明らかになった(【公式ページ】【予告編動画】)。告知ページによると2010年初旬に公開予定。媒体などは未定。




Cat Shit One予告編動画
Cat Shit One予告編動画(公式にも関わらず現在は削除されています)

公式ページ。現在はトップページのみ。
公式ページ。現在はトップページのみ。

『Cat Shit One』(キャットシットワン)は小林源文氏による戦争漫画(もちろんフィクション)。ウェブ上などでも展開されていた、アメリカ軍の特殊偵察チームに所属するパッキーやラッツ、ボタスキーらの活躍を描いたもので、タイトルは彼らのコードネームでもある。また、作品に登場する人物がすべて動物に置き換えられているのも特徴の一つ。基本的に人種毎に動物が割り振られており、主人公らアメリカ人はうさぎ(アメリカを意味するUSAと、アメリカ軍兵士を意味するGIをあわせ、USA+GIでUSAGI=うさぎ、から)、ロシア人はクマなどとなっている。

作品当初はベトナム戦争を舞台としていたが、先日2009年3月25日に発売された新作『Cat Shit One'80 VOL.2』など「'80」では舞台を1980年代の東西冷戦に移し、フォークランド紛争やソ連のアフガン侵攻などでの戦いが繰り広げられることになる。

今回の「予告編動画」を見る限り、中東を舞台にしているらしく、砂漠地帯での戦闘が描かれるようだ。また、作画はすべて3D CGであり、実写は一切用いられていない。

製作元のアニマからはまだ公式な発表はないものの、現在判明しているキャストなどは次の通り。

ボタスキー:日野聡
パッキー:土田大
原作:小林源文
監督:笹原和也
アニメーション制作:アニマ

公開予定の時期が近づくにつれ、正式な発表や配給元(あるいは媒体)などが明らかにされることだろう。続報に期待したい。

(C)Motofumi Kobayashi / anima inc.2008



スポンサードリンク



▲ページの先頭に戻る    « 前記事|次記事 »

(C)2005-2024 ガベージニュース/JGNN|お問い合わせ|サイトマップ|プライバシーポリシー