【更新】日米政府が新型インフルエンザの情報案内開始、アメリカではブログパーツも

2009/04/30 06:45


新型インフルエンザ公式サイトイメージ訪問中だったとはいえ、アメリカ国内でも死者が出たことで、「複数国での死者が確認された」状態になった新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)。情報伝達手段が多様化しスピードも非常に速くなった昨今においては、Twitterをはじめとし掲示板やチャットなどで多種多様な情報が飛びかっている。そこで【メディア・パブ】でも紹介しているように、日本政府もアメリカ政府も専用のページを立ち上げ、「正確で公式な」情報の発信に努めている。



まずは日本。代表部局である厚生労働省が【厚生労働省の新型インフルエンザ対策ページ】を用意していることは以前からお伝えしている通りだが、日本政府自身も首相官邸サイトの下部高層内に【新型インフルエンザへの対応(海外における新型インフルエンザの発生に関する政府の対応状況)】なるページを設け、適切な情報の開示を行っている。

海外における新型インフルエンザの発生に関する政府の対応状況
海外における新型インフルエンザの発生に関する政府の対応状況


現時点では関連部局の該当ページへのリンク集の色合いが強い。PDFのみでの配信もどうかな、という感はあるが、ともあれ必要な情報は数多く拝されているので、時間がある人は目を通しておくように。

他方アメリカでは専用のドメインを用いて【PandemicFlu.gov】を立ち上げている。

PandemicFlu.gov
海外における新型インフルエンザの発生に関する政府の対応状況

やはり政府発表の最新情報や各種部局へのリンクがメインだが、新規ドメインを取得してわざわざ新たにサイトを作るほどの気合もあり、日本のそれと比べればかなり充実している。

また、各情報サイトやブログにも正確な公式発表を発してほしいとのことからから、[ブログパーツ]も用意されている】。サイズは198×160と152×160の2種類。テキストのみのシンプルなものだが、英語版以外にスペイン語版も用意してあるのがアメリカらしいところ。CDC(米疾病予防管理センター)意外に、HHS(米保険社会福祉省)、WHO(世界保健機構)などの速報に対応している。ブログパーツの特性を用いた、極めて有効な手段の提供といえよう。



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