ミリオンセラーなニュータイプの「みそ」! 「マルコメ液みそ」3か月で100万本突破
2009/06/05 05:10


「液みそ信州みそ」「液みそ合わせみそ」 (再録)

メーカー発表による「液みそ」出荷ペース
「マルコメ液みそ」シリーズはマルコメのだし入りみその技術を活かし、だしの調合にさまざまな工夫をこらして液状タイプのみそにしたもの。みそ汁を作るときは適量を入れてかきまぜるだけ、液状であるため料理にも使いやすく、「簡単・便利・おいしい」を極めたみそであるとしている。またペットボトル入りのため、冷蔵庫のポケットに収容しやすく、最後まで使い切ることが可能。
今回記録的なペースでミリオンセラー(出荷)を達成した原因についてマルコメ側では、「溶かす手間なしにおいしい味噌汁、味噌料理を作ることができる簡便性とともに、本格的な味噌であること、だしの効いた味わい、親しみのあるテレビCM、にあると考えております」とし、使いやすさと味わい、適切なコマーシャル展開にあると分析している。
なおリリースにもあるように、通信販売限定においては先行する形で一年前から液状タイプのみそ「手早くおいしい二年味噌」が発売されており、こちらも好評な売れゆきをみせているとのこと。
興味深い事に今回のリリースでは「液みそ」の売上構成比などのデータも公開されている。

液みそ売上構成比
地域の人口構成比などにもよるのだろうが、関東・近畿で大いに売れていることが分かる。また、誤差の範囲とも受け止められるが、わずかながら「合わせ味噌」の方が人気を集めているようだ。
以前の紹介記事でもコメントしたように、「マルコメ液みそ」は、はじめから液状化していることで、「使いにくい」「料理しにくい」などの「みその弱点」を大いに改善することができる。さらにペットボトルに収められたスタイルは、使い切りやすさや収納のしやすさを劇的に改善することが可能となる。冷蔵庫内に収められた立方体のみそ入れが結構な場所をとっていたり、量が多くてなかなか使い切れない経験をしている人はいるはずだ(当シリーズは1本で4人家族のみそ汁7食分、約30杯分を作ること出来る)。その上「はじめから液状化されている」ことにより、わざわざ溶かす必要がないため、例えば「野菜と水、液みそを調理袋に入れて電子レンジで加熱するだけでみそ汁が作れる」など、新たなみそ料理の展開が期待できる。形状と容器を工夫する事で、「みそ」のステージを一段階上げることに成功しているわけだ。
今回の記録的なセールスも、それらの効用が大きくプラスに働いているに違いない。時としてちょっとした工夫が多くの消費者のハートをつかみうる、素晴らしい商品展開の一例といえよう。
……個人的にはミニサイズや減塩タイプも欲しいけどね(笑)。
(情報提供:かむさんFrom一言掲示板・Thanks!)
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