105円 サラダが3種 新発売 「バリューライン」なサラダで お得ネ
2009/06/09 05:02
[ローソン(2651)]は2009年6月8日、105円のお弁当・お惣菜シリーズの新商品として、新シリーズ「バリューラインサラダ」品を同年6月9日から、関東地区のローソン店舗2262店で先行発売すると発表した。価格105円(税込み)、「グリーンサラダ」「わかめと蒸し鶏のサラダ」「ポテトサラダ」の3種類(【発表リリース】)。
上段:「グリーンサラダ」、下段左:「わかめと蒸し鶏のサラダ」、下段右:「ポテトサラダ」
リリースによると、ローソンがこれまで展開しているサラダは200円前後が中心価格帯だった。しかし「105円惣菜」(バリューライン惣菜)の開発でつちかったノウハウ(簡易包装や原材料一括仕入れ、シンプルな盛り付けなど)を応用し、今回105円という低価格でボリュームのあるサラダの開発が可能となった。また、ローソンが展開する他の弁当や惣菜と同じ工場で製造しているとのこと。
ラインアップとしては、たっぷりと生野菜を入れた「グリーンサラダ」、手軽にいろいろな味を楽しめる「わかめと蒸し鶏のサラダ」、付け合せの定番メニュー「ポテトサラダ」の3品。他の105円惣菜やお弁当と組み合わせることで、予算や好き嫌いに合った食事をより手軽な価格で選ぶことが可能となる。
ローソンではコンビニエンスストアで販売されているサラダに対する調査を実施。その結果、バランスの取れた食事を心がけている人が多く、さまざまな商品を組み合わせるために手ごろな価格のサラダが求められていることが分かった。さらに、弁当やおにぎりを自宅で作る人が、持ち運びのできないサラダをコンビニで購入する傾向があることも判明。そこでローソンではこのようなニーズに応えるため、今回の105円サラダの発売と相成った。
実際、これまでの105円惣菜(【ローソン100の「バリューライン惣菜」(ミニチキンカツ弁当などの弁当やカニクリームコロッケなどの惣菜)】)の販売では、惣菜全体の平均販売「数」が約3倍、販売「額」が約2倍に拡大。今回のサラダ発売で、さらなる販売数の伸びを期待しているという。
「グリーンサラダ」「わかめと蒸し鶏のサラダ」は気がつかなかったが、「ポテトサラダ」はずいぶんと昔からローソンのプライベートブランドとして発売されていたような気がする。それらも試験運用的なもの、あるいは「バリューラインサラダ」として再出発することで新鮮味をプラスアルファさせたのかもしれない。
【お弁当を500円で、安い惣菜をもっと幅広く! - 進む中食低価格競争】でも解説しているように、サラリーマンやOLのおサイフ事情の関係などで、お弁当や惣菜は廉価版(お値打ちなもの)に強いニーズが生まれ、育ちつつある。今回展開される105円サラダもまた、そのニーズにマッチし、多くの人に受け入れられることだろう。
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