【更新】ファミ通の発売日が毎週木曜日に変更へ
2009/06/23 04:58
エンターブレインは2009年6月22日、同社が発売している総合ゲーム情報誌「週刊ファミ通」について、同年8月20日から発売日を毎週木曜日に変更することを発表した。理由としては「多くのゲームタイトルの発売日がおもに木曜日であること」としている([発表リリース、PDF])。
「週刊ファミ通」は【ゲーム・エンタメ系雑誌の部数変化をグラフ化してみる(番外編・発行証明付きと無しデータ)】もあるように、公称発行部数50万部の、日本では最大級の部数を誇る総合ゲーム情報誌。メディア概要としては「テレビゲームを媒体に常に新しいムーブメントを先導するエンターテインメント総合情報誌」と解説されている。
同誌はゲームソフトの発売日にあわせる形で毎週金曜日を発売曜日とし、それに合わせる形で競合他誌も金曜発売のものが圧倒的に多い。今回ファミ通が発売日を木曜日に変更したのは、「多くのゲームタイトルの発売日がおもに木曜日であることを踏まえ」てのことだという。
今回発売日が平日の週末にあたる金曜日から、その一日前の木曜日にずれたことで、【木曜の夕方にケータイが多く使われる理由】にもあるような、学校内での話題のネタを想定したプロモーションの状況も変化を見せることが予想される。金曜発売なら最新号を購入して学校に持参するのは翌週月曜になるが(登校の際に購入すれば金曜に持参できなくもないが……)、木曜発売ならその日の夕方以降に購入し、翌日の金曜に学校へ持参し、友達との話題にすることが可能となるからだ。
また、最大勢力のファミ通が発売日を一日前倒しすることで、競合他誌がどのような動きを見せるのかも気になるところではある。
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