キャンピングカーをバーベキューカーにするオプション、アマゾンで販売中
2009/07/31 04:25
【自分の目を疑うようなオモシロ自動車たち】や【ガソリン高で変わるアメリカの休暇スタイル】でも解説しているように、アメリカでは休暇になると自家用、あるいはレンタカーを使ってちょっとした遠出をし、生き先で家族揃ってバーベキューを楽しむというライフスタイルが一般化している。それほどまでに自動車は生活の中に溶け込んでいるし、長期休暇が近付くと雑誌やウェブサイトでは連日のように「バーベキュー」に関する情報が目に留まる。先日【INVENTORSPOT】で紹介されていた、アメリカのアマゾンで購入できるバーベキュー用品も、そんなアメリカの「バーベキュー文化」を象徴するシロモノだった。その品の名前は『Margaritaville G1000 Ride-Behind Tailgating Propane Grill』。RV車などのキャンピングカー後部部分に取り付けられる、いつでもすぐにバーベキューができるようなオプションである。
Margaritaville G1000 Ride-Behind Tailgating Propane Grill
元記事の説明によれば「あらかじめRV車などにこのグリルオプションを付けておけば、バーベキューに出かける際に『バーベキューのグリル、どこやったっけ?』と探す心配もいらない。バーベキューをする時に、グリルの足場を心配する必要もない(何しろ自動車に連結しているのだから)。さらに必要ならばグリル部分を取り外して足をつけ、普通のバーベキュー用グリルとして使うこともできる」などの特徴を持つ。さらに、外付けでグリルの持ち運びができるのでスペースを節約でき、自動車内部にはほかのキャンプ用品(例えばテントや椅子、食品などを入れるクーラー)をより多く収めるというメリットもあるとのこと。
燃料は外付け式のボンベタイプのプロパンガス。写真にもあるように、色々なお皿を置けるテーブルも用意されている。料理を焼く部分の面積は352平方インチ(約0.23平方メートル)。通常の1家族分のバーベキューなら十分な広さ。なお価格はアマゾンで399.99ドル(約4万円)。
日本では「お休みにはキャンプ地で家族揃ってバーベキュー」というライフスタイルがあまり広まっておらず、RV車をそのために保有している家族はさらに少ない。日本でのニーズは皆無に等しいだろう。アメリカでは…それこそ月に一度は家族でバーベキューキャンプをするような習慣を持ち、さらに合理的な考え方をする世帯なら、あるいは購入を考えるかもしれない。
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