【更新】記念1万円金貨、販売価格は8万円 枚数限定5万セットで
2009/08/12 07:34
財務省は2009年8月11日、先に【天皇陛下御在位20周年で記念金貨・銅貨を発行】でも触れた天皇陛下御在位20年を記念する記念貨幣のうち、独立行政法人造幣局が販売するものの価格などを発表した。額面1万円の金貨単体セットは8万円(税込)で、販売数量は5万セット限定になるとのこと([発表リリース])。
記念1万円金貨と500円銅貨(再録)
今記念金貨などは天皇陛下の御在位20年を記念して発行するもので、1万円金貨と500円銅貨が予定されている。発行日は記念式典が開催される11月12日ごろ。金貨は純金製で重さは20グラム、直径は28ミリ。現時点の金価格から逆算すると、金地金の価格だけでも6万円を超す計算になり、さらにプルーフ加工などをして製造するため、発売価格を8万円と設定。硬貨額目を超えた価格で販売するため、いわゆる「プレミアム金貨」となる。
発表されたのは、金貨単体セット(販売価格8万円、5万セット限定)と、金貨・ニッケル黄銅貨(額面500円)のセット(販売価格8万2000円、5万セット限定)の2種類。8月下旬をめどに、独立行政法人造幣局が販売要領を発表する予定。500円ニッケル黄銅貨については、今後銀行などの金融機関経由の引き換え要綱についても発表される予定。
皇室関連の記念硬貨の発行は即位10年の時以来のこととなるだけに、気になる人も多いだろう。
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