「モンハン4」不正ギルド対策の更新データ、ニンテンドーeショップで配信開始
2013/11/13 12:50
カプコンは2013年11月13日、同社が同年9月14日に発売を開始した、任天堂の携帯ゲーム機ニンテンドー3DS用ソフト「モンスターハンター4」における、不正ギルドクエストに関する修正を行った更新データについて、本日付でニンテンドーeショップで配信を開始したと発表した。同社では「モンスターハンター4」を所有し、ニンテンドー3DSをインターネットに接続することが可能な人は、必ず更新データをダウンロードしてアップグレードをするよう勧めている(【モンスターハンター4公式サイト】、【モンスターハンター4:更新ダウンロードの手順表記ページ】)。
↑ 更新後は「ver 1.1」と表示されるようになる
今回実施された更新データの配信は、2013年10月17日にはじめて公式に確認された「モンスターハンター4」の不正改造データ(ギルドクエストのデータ、詳細は【「モンスターハンター4」において現在確認されている不正改造データについて】参照)への対処を行うもの。改ざんされたデータを利用することで、製品開発において想定していない動作が意図的に起こされるため、プレイ中におけるトラブルのリスクが生じる。また、集会所やすれちがい通信でこれらの不正改造によるギルドクエストを(不正データとは知らずに)受け取る可能性があるため、大きな問題となっていた。
今回の更新データでは61ブロックの空きがあるSDカードが必要。またニンテンドー3DS本体を最新のバージョンに更新しておく必要もある。
配信を受けると、タイトル画面右下に「バージョン1.1」と表記され、更新が完了したことが確認できる。また今回の更新に伴い、今後は「遠くの人と遊ぶ(インターネット通信)」は更新済みの「モンスターハンター4」のみが利用できるようになる。「ひとりで遊ぶ(オフライン)」「近くの人と遊ぶ(ローカル通信)」は未更新でもプレイできるが、その場合には不正なギルドクエストの影響を受けるリスクが生じるため、極力更新を行うようカプコン側では言及している。
カプコンでは今回の更新に際し、「本製品を正しく楽しんでいただくよう皆様のご協力をお願い申し上げます」とし、不正行為によるプレイをしないようにと訴えている。
「ギルドクエスト」の交換は「モンスターハンター4」における魅力の一つではあるが、今回はそれが無垢の第三者にもトラブルが発生しうる原因となってしまった。今後も「モンハン4」の魅力をフルに楽しむため、一刻も早く更新作業を行ってほしい。
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